2次元シンボルをデジタル情報記録媒体としてみた場合、ビット単位、情報パッケージ単価が安いことがあげられる。また、紙やプラスティックに印刷して貼るか、物自身に直接印刷あるいはマーキングすることで1文字当たりの単価を安くできる。
1桁当たりの印字単価を必要な情報の集合、すなわちバーコードの場合は1枚のラベル、カードの場合は1枚のカード、ディスクの場合は1枚のディスクで比べても、2次元シンボルはかなり安い。2次元シンボルは印刷する場合が多いので、書き換えはできないが、ラベルコストが安いので必要なら張り替え、または重ね貼りで対応することもできる。
2次元シンボルの利用方法は、対象物の中身等の必要な情報を全てラベル1枚に機械で読める形で記録し、物の移動、所有権の移動、棚卸し、ピッキン グ等をPoint of Sale、Point of Transfer、Point of 何々、という時点を区切って現場でオフラインで現物確認が即座にできる点にあります。
また、2次元シンボルをポータブルデータファイルとして利用すると、文書内容を人間が読める文字や画像とともに、コンピュータ入力できるデジタル情報として記録でき、別の場所、別の人、別の時間に再入力する場合の正確さ、スピードアップ、省力化を達成できます。
このように2次元シンボルを導入することで、運用コストの安い現場対応型のオフライン情報システムが構築できるのです。
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